希土類磁石(ネオジム(ネオジウム)磁石、サマコバ磁石)、フェライト磁石、アルニコ磁石、など磁石マグネット製品の特注製作・在庫販売

磁石・磁気の用語辞典(用語解説)
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【鋳造磁石】

鋳造磁石(Cast Magnet)

「鋳型を使い、鋳造法で製造される磁石の総称であるが、現在ではアルニコ磁石のことを指す場合が多い。」

アルニコ磁石は1938年に米国のGE社で開発された合金磁石。日本の本多博士が発明したNKS鋼を改良した磁石である。名前のとおり、鉄(Fe)をベースにした、アルミニウム(Al)、ニッ

ケル(Ni)、コバルト(Co)、銅(Cu)の合金磁石である。高Brのアルニコ5、高Hcjのアルニコ8が代表的な実用磁石であるが、現在はフェライト磁石ネオジム磁石に押されて、生産量は激減している。下図のようにNi-Al相の中に強磁性のFe-Co相の柱状晶を析出させて、高い磁気特性を得ている。