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■ 西暦1777年〜1787年:クーロンの法則
フランスのシャルル・ド・クーロンは建築技師としての陸軍工兵中尉でしたが、マルチニク島で体を害して本国に戻り、地磁気の研究に没頭してゆきました。1777年、細い絹糸のねじれのバランスを利用して、1/ 100,000 グラムの微少な力の変化を測定できるねじれ秤(はかり)を発明しましたが、このはかりを利用して、帯電した小球二個の間に働く引力や反撥力を測定しようと試みたのです。この後、磁気コンパスに関する論文でパリ・アカデミー賞を受賞し、1787年“クーロンの法則”を発表しました。
逆二乗則といわれ、「ある距離を隔てた点電荷(電荷を持った粒子)また点磁荷(磁荷を持った粒子)には距離の二乗に反比例する力が働く。電荷や磁荷が同符号であれば斥力となり、異符号であれば引力となる。」・・・という電磁気学の基礎となる有名な法則です。この内容は重力(万有引力)の法則と同じで、彼は磁力においてもこの法則があてはまることを同様の実験で確かめています。しかしながら、逆二乗則は1760年頃、イギリスのキャベンディシュがクーロンの前に発見していたことが後に判明し、また磁力に関しては既に1750年にジョン・ミッチェルが同様の事実を見出し、彼の「人工磁石についての論文」で発表していますが、クーロンがこれらの論文を読んでいたかどうかはわからないままです。
クーロンのねじれ秤
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