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■ 西暦1850年〜1907年:ミクロの世界の磁石探求
電子の発見前に少し時代を戻し、当時の磁性理論がどのように変遷して行ったかをたどってみましょう。
電磁誘導の法則を発見したファラデーは1850年巨大な電磁石を使って実験中、磁性を持っていないといわれていたガラスが電磁石の磁場によって動くことを見つけ、そのほか磁性を持たないはずのいくつかの物質も同様な挙動を示すことがわかりました。いずれも従来の鉄などの強磁性体とは反対の方向に動くため、ファラデーはこのような物質の挙動を反磁性と名づけ、その物質を反磁性体と呼びました。
もともと磁石には反応しない物質は常磁性体であったため、この時代に初めて3種の磁性体がそろったといえます。しかしながら、磁石と鉄が吸引し合うことさえ理論的に説明できなかったこの時代に、反磁性はさらに混乱を与えたようです。
1895年フランスのピエール・キュリー(放射線の研究のキュリー夫人の夫)は「常磁性体の磁化率は絶対温度に反比例する」というキュリーの法則を発見しました。この功績により、後に磁化がゼロになる温度(強磁性が常磁性になる温度)をキュリー温度と呼ぶようになりました。
その後、同じフランスのピエール・ワイスがキュリーの法則の理論をさらに発展させ、“キュリー・ワイスの法則“を確立しました。
この頃の磁石の本質についての理論は、1905年ピエール・キュリーの弟子であるフランスのポール・ランジュバンが常磁性理論を発表し、“ミニ磁石・分子磁石”という概念を提唱しました。この理論では強磁性体はミニ磁石が同じ方向に揃って束にならなければ成り立ちませんが、磁石間の反発力で束にはならないはずです。そこで、1907年ワイスは強大な“分子磁界”の存在を理論的に説明し、強磁性体は分子磁石が揃った物質という考えを提唱したのです。ワイスはまたミニ磁石の集団が存在し、磁区を形成することも予見して、ミクロの世界での磁石理論は急速に進展してゆきました。
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