希土類磁石(ネオジム(ネオジウム)磁石、サマコバ磁石)、フェライト磁石、アルニコ磁石、など磁石マグネット製品の特注製作・在庫販売

よくあるご質問一覧(Q&A) 『技術に関して』
Q : NeoMagホームページの磁束密度と吸引力の計算式を教えてほしいのですが。
 
A : ■マグネットの磁束密度B(P)近似計算について
当社では公表されている一般的な近似式を、実際の測定値をもとに、アレンジ変形してより精度を高めて使用していますが、この式はノウハウともいえるもので公開はご容赦いただいています。但し、一般的な近似式は下記のようになりますが、かなり大きな誤差が生じるのでご注意ください。



以上3式ともに2個のマグネットが異極で対向する場合の磁束密度は、それぞれのマグネットからの和になります。ヨークがついた場合は、近似で厚みCを2倍で計算します。
但し、上式では実測値と比べて形状によってかなり誤差が大きくなるようです。
特に、円筒型の極面上の計算についてはこの式は使えません。

■マグネットの吸引力(吸着力)について
吸引力はB(P)の二乗および吸引面の面積に比例しますので、実測した弊社標準マグネットの形状、B(P)、吸引力から必要な磁石のB(P)の二乗、面積を比較して算出しています。
なお、磁石と鉄板の間隔がゼロの場合を吸着力としています。
例えば、標準ネオジム磁石Φ10x10の円柱磁石は吸着面積78.5mm2、表面磁束密度5000Gauss、実測吸着力3.0kgとして比較計算してみてください。