希土類磁石(ネオジム(ネオジウム)磁石、サマコバ磁石)、フェライト磁石、アルニコ磁石、など磁石マグネット製品の特注製作・在庫販売

磁石・磁気の用語辞典(用語解説)
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【ゴム磁石】

ゴム磁石(Rubber Magnet)、ラバーマグネット

「ゴム磁石(ラバーマグネット)は、ボンド磁石の一種で、フェライト磁石粉末やネオジム磁石粉末を合成ゴム(アクリル系、ナイロン系、シリコン系など)と混合して、圧延、押出し成形射出成形などの方法で製造する。柔軟性があり、市場には帯状、棒状、シート状、その他各種形状がある。」

【製造方法概要】

(原料混合)→(混錬)→(ペレット化)→(成形/圧延・押出し・射出など)→(着磁)→

(検査)→(梱包・出荷)

【ゴム磁石の特徴】

・切断、穴あけ等の加工が容易で、形状自由度が大きい磁石である。

・磁力が弱いので、用途には十分考慮が必要となる。

・ゴム類の耐熱性が低いため、80℃以上のような高温度使用には不向き。

【ゴム磁石の主な用途 】

冷蔵庫のパッキン、若葉マークなどの各種ステッカー、建築材として窓やドアのサッシ部分などの根強い用途があり、特に、肉薄品、複雑形状の必要な用途に向いている。