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磁石・磁気の用語辞典(用語解説)
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【真空の透磁率】

真空の透磁率(Permeability of Vacuum)

「磁気定数とも呼び、SI単位ではμ0=4πx10-7[H/m]。CGS単位ではμ0=1。」

透磁率(Magnetic Permeability)または導磁率(どうじりつ)は、磁場(磁界)の強さ H と磁束密度 B との間の関係を B = μ H で表わした時の比例定数 μ である。単位は[H/m](ヘンリー毎メートル)、あるいは[N/A2](ニュートン毎平方アンペア)。

磁界の強さ H と磁束密度 B との関係、磁化曲線または B-H カーブの傾きになる。 実用的な強磁性磁気材料では、磁化曲線はヒステリシスをもつので、透磁率は始め小さく(初透磁率)、その後大きくなる。透磁率の大きい材料を芯につかえばより強力な電磁石になる。真空の透磁率 μ0 との比 μs=μ/μ0 を比透磁率という。