希土類磁石(ネオジム(ネオジウム)磁石、サマコバ磁石)、フェライト磁石、アルニコ磁石、など磁石マグネット製品の特注製作・在庫販売

セグメント型(C形)磁石とリング型磁石の磁化方向について
ネオジム磁石のC形磁石とリング型磁石には基本的に3種類の磁化容易方向(異方性)があります。
一つは一般的な高さ(厚み)方向の製品ですが、径方向に対してはアキシャル(一軸方向)とラジアル(放射状方向)の2種類があります。
この径方向が磁化容易方向となる2種類の磁石は、それぞれアキシャル異方性磁石、ラジアル異方性磁石と呼んでいます。この違いは、磁場中成形の方式の違いによるもので、ラジアル異方性の成形方式はかなり特殊なものとなっています。
したがって、この2種類の異方性磁石を着磁すると、前者はアキシャル(一軸方向)着磁、後者はラジアル(放射状方向)着磁となります。(下図をご参照ください)
■ただし、弊社の取扱い製品は成形工程の都合上、アキシャル(一軸方向)着磁のみとなりますのでご了解ください。
アキシャル(一軸方向)着磁
セグメント、リングの磁化方向1
ラジアル(放射状方向)着磁
セグメント、リングの磁化方向2