希土類磁石(ネオジム(ネオジウム)磁石、サマコバ磁石)、フェライト磁石、アルニコ磁石、など磁石マグネット製品の特注製作・在庫販売

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2015年3月配信
エネルギー資源の現状と将来(12)<非在来型化石燃料(4)-その3>
(4-9) 燃える氷・メタンハイドレートとは何か
メダンハイドレートとは、氷状になった水分子の間にメタン分子が入り込んでシャーベット状の物質になったものです。ちょうど次図に示すように水分子でできた旅の中にメタン分子が1つずつ入り込んだ構造をしています。見た目は、白く氷のようで冷たいのですが、炎を出して燃焼します。
メタンハイドレートは石油と同じ化石燃料で、その生成メカニズムも、石油と似ています。陸上や海底で動植物が堆積し、またプランクトンや藻類の遺骸が沈降し、これらが分解されメタンガスを発生させます。ところが、大陸棚近辺は強い海流があり、これらの有機物は自然と流されます。そして、日本はユーラシア大陸の縁にあり、すぐそばには大陸棚の境界に沿って海の谷間があります。沈降した有機物はそこに集められ、大量に泥などと一緒に堆積していきます。
メタンハイドレートには生成される条件があります。おおよそ温度が0℃で26気圧以上、10℃では76気圧以上で水分子の中に入り込みます。水の中では、深度が10m増すごとに1気圧高くなるので、26気圧では、260mの深さになります。また、低緯度海域で水温が10℃以下になるのは、水深1000m以下です。つまり、およそ500mから1500m程度の水深が、メタンハイドレートの生成に適しているといえます。日本は深海に囲まれているので、まさにこの条件にちょうど良い海洋を持っていることになります。
さて、このメタンハイドレートですが、せっかく海底に炭素を固定化しているのに、それを地上に持ち出してエネルギーとして燃焼させることは、二酸化炭素が発生するので、地球温暖化抑止には効果がありません。ただし、石油や石炭に比べると二酸化炭素の発生量は少なくてすみます。また、海底の温度変動が発生すればメタンガスとなって大気中に出てくるので、天然ガスと同等かそれ以上に環境への影響は少ないと考えることができそうです。
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