
ネオジム磁石
製品情報現在、世界で最も強力な磁石です。わずか数cmの大きさで、10kg以上の吸着力!アイデア製品、新製品開発に最適です。

サマコバ磁石
製品情報温度特性に優れているため温度安定性が要求される用途に適しています。防錆のための表面処理は不要です。

フェライト磁石
製品情報酸化鉄を主原料にしているため、低コストが重視される用途に向いています。錆の心配はありません。

表面磁束密度
吸着力計算ご希望の磁石の表面磁束密度、吸着力、限界使用温度などを計算いたします。径方向着磁にも対応いたしました。

磁石・磁気の
用語辞典磁石・磁気に関する用語解説集。専門書にも負けない豊富な内容で、初心者からプロまで幅広くご利用いただけます。

磁石の歴史
大昔の磁石、磁気科学の歴史、強力な磁石が出現した背景など多くの図表を使って解説しています。
磁石プロの視点
2026年9月7日
【世界初】ネオジム磁石内部の数千個の微小磁石粒子の結晶方位を観察する技術を開発
<磁石プロの視点>
永久磁石の性能を左右する重要な特性項目のひとつに残留磁束密度Brがありますが、異方性磁石ではこのBrに影響を与える主な因子は次のようなものになります。
・材料主相の飽和磁化Isの大きさ。
・磁石中の結晶粒子の磁化容易軸方向への整列の度合い(配向度)f。
・磁石の相対密度d(焼結体実密度/主相・副相理論密度)。
・磁石中の不純物(酸化物等)の含有量%。
本研究は、この中の配向度に関係するものです。
異方性磁石の配向度とは一般的に、「磁束が磁化容易軸方向にそろった度合い、または磁化容易軸方向に結晶がそろった度合い。」になります。配向度の目安として、Jr/Js(残留磁束密度/飽和磁束密度)を尺度にすることもあり、また簡易なX線回折法により、磁化容易軸に垂直な[00l]面と他の面の回折強度の比率を用いることもあります。理想的な異方性磁石はJr=Js、配向度=100%(または1)、等方性磁石はJr=Js/2、配向度=0%(または0)になります。市販の異方性フェライト磁石や、ネオジム磁石は配向度90%以上になります。例えば、フェライト磁石やネオジム磁石は、下図のように材料粉を磁場中成形という手法で材料粉(結晶粒子)を磁化容易軸方向に揃えて異方性が付与されます。

特にNd2Fe14Bを主相とする焼結ネオジム磁石の磁場中成形は、単なる直流磁界中だけでなく、種々のパターンのパルス磁界の重畳などの技術によって、できる限り磁化方向に粉体(粒子)を整列させて配向度を上げる工夫をしています。しかし、効率の良い成形で配向度100%近くを得ることは難しいといわれています。
前記のように従来の配向度の測定はバルクの磁石全体の平均的な配向度を知ることはできましたが、本研究では、焼結体の個々の微小粒子の結晶方位を「3次元X線回折イメージング法(3D-XRD法)」によって特定できることになり、磁石内部のどの粒子や粒子群の配向が乱れているかなどの詳細な情報が得られることになります。この解析方法は製造現場では採用しにくいかもしれませんが、高性能磁石の開発段階では、新たな合金粉砕技術、磁場中成形技術、焼結・熱処理技術等に役立つと思われます。
磁石虎の巻!!
2026年9月4日配信
すぐ近くにあるネオジム磁石(11)
<冷蔵庫の中のネオジム磁石>
毎日の生活に欠かせない家庭内の設備のひとつに「冷蔵庫」があります。冷蔵庫が出現した当時は食品や食品材料を冷やして長持ちをさせることが主な役目でした。しかし、近年、この家庭用冷蔵庫の役割は、単に「食品を冷やす」ことではなくなりました。現在は、食品の鮮度維持・冷凍保存・省エネ・使いやすさ・食品管理までを一体化した「家庭の食品保管システム」へ進化し、同時に「IoT家電」の仲間入りも果たしています。そして、この家庭用冷蔵庫の進化の過程で、永久磁石が大きな役割を担ってきました。本章ではこの身近な冷蔵庫の中の各種永久磁石、とりわけネオジム磁石の使われ方について調べてみました。
<冷蔵庫の基本原理>
冷蔵庫はエアコンと同様に、冷気を作る装置ではなく、「冷媒」という熱を運ぶ物質を循環させ、「ヒートポンプ(蒸気圧縮冷凍」の原理を利用して庫内の熱を庫外へ放出させて冷やす装置です。










