
ネオジム磁石
製品情報現在、世界で最も強力な磁石です。わずか数cmの大きさで、10kg以上の吸着力!アイデア製品、新製品開発に最適です。

サマコバ磁石
製品情報温度特性に優れているため温度安定性が要求される用途に適しています。防錆のための表面処理は不要です。

フェライト磁石
製品情報酸化鉄を主原料にしているため、低コストが重視される用途に向いています。錆の心配はありません。

表面磁束密度
吸着力計算ご希望の磁石の表面磁束密度、吸着力、限界使用温度などを計算いたします。径方向着磁にも対応いたしました。

磁石・磁気の
用語辞典磁石・磁気に関する用語解説集。専門書にも負けない豊富な内容で、初心者からプロまで幅広くご利用いただけます。

磁石の歴史
大昔の磁石、磁気科学の歴史、強力な磁石が出現した背景など多くの図表を使って解説しています。
磁石プロの視点
2026年6月1大同特殊鋼-サマリウム鉄窒素(SmFeN)磁石材料のラインアップを拡充日
<磁石プロの視点>
サマリウム鉄窒素(SmFeN)ボンド磁石は、ネオジム(NdFeB)ボンド磁石と比較して、レアアースの使用量が少なく、耐食性や温度特性に優れている点が最大の特徴です。その特徴を生かして、最近ではネオジムボンド磁石の領域である自動車用モーターや精密センサーなどに用いられています。
このような背景の元、大同特殊鋼は5月11日、等方性サマリウム鉄窒素(SmFeN)磁粉およびコンパウンド製品群において新製品をラインアップに追加するとともに、大型混練機を導入し、製品バリエーションの拡充と供給体制の強化を図ったと発表しました。同社はこれらの取り組みにより、自動車・家電・FA・半導体分野など成長が見込まれる市場でのSmFeN系磁石材料の採用を促進し、2030年には年間200トン規模の市場展開を目指します。
ネオジム採掘の際に副次的に産出されるサマリウム(Sm)は、中国が戦略物質としてネオジム以上に輸出規制を強めています。一方、中国以外ではサマリウムを比較的多く含有するモナザイト鉱石が存在するオーストラリアやマレーシアなどからもサマリウムが入手可能です。その意味でも、ネオジムとは異なる需要バランスと特性を持つ希土類であり、SmFeN系磁石材料は用途に応じた材料選択肢の一つとして位置づけられています。同社は、これまで培ってきた超急冷磁粉技術を基盤に、SmFeN系磁粉および樹脂コンパウンドの製品展開を進めてきました。今回の発表は、等方性ネオジム鉄ボロン(NdFeB)ボンド磁石を補完する選択肢として、用途に応じた磁石材料供給となり、自動車電装機器等での磁石の選択肢を拡げることになります。
磁石虎の巻!!
2026年6月5日配信
すぐ近くにあるネオジム磁石(8)
<自動車の中のネオジム磁石>
自動車の電装機器(電気・電子で動く装置)は、エンジン制御、安全、快適性、走行補助などを支える重要な部品です。現代の自動車には、車種にもよりますが、100個以上のモーターやセンサーが搭載されており、その多くに永久磁石が不可欠です。特に電気自動車(BEV)やハイブリッド車(HEV)の普及に伴い、車両の動力性能や制御を支える部品として永久磁石の重要性は飛躍的に高まっています。
自動車に使われている永久磁石についての概略は、本シリーズの「すぐ近くにあるネオジム磁石(2)」でお伝え済みですが、本稿では特にネオジム磁石を中心にさらに詳しくご紹介したいと思います。










