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次世代自動車の検証(6)<EVの所有コスト>

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いよいよ国内の軽自動車にもEV化の波が押し寄せてきたようです。8月末、日産と三菱自動車は共同開発してきた軽自動車規格の新型EVを2022年度初頭(4~5月頃)に発売するようです。

20kWhのバッテリーで航続距離はWLTCモードで200kmだそうですが、実走行に近いEPAモードでは150km程度でしょうか。それでも、現在の軽自動車の主用途である「お買い物」、「ちょっとお出かけ」の街乗りでは十分な性能といえます。しかも、補助金を使うと実質 190万円台で買えそうですので、トータルコストは軽の高グレードガソリン車とほとんど変わらなくなりそうです。自宅での普通充電設備が必要となりますが、これも補助金が利用できます。いずれにせよ、セカンドカーとしての魅力は十分発揮しそうです。

充電インフラが未整備な現在の状況でも、自宅充電だけで「EVでお買い物」を完結できる軽EVは、日本のEV市場をけん引してゆく存在になるかもしれません。

なお、日産のEVを国内EVの代表例として挙げてみれば、軽のEV(日産サクラ?)、ファミリーカーのEV(日産リーフ)、プレミアムSUVのEV(日産アリア)とEVライナップがそろってきたことになります。

 

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日産サクラ(新型軽 EV)
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日産リーフ
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日産アリア

 

アリアはすでに予約注文を受け付けています。さらに、トヨタとSUBARUは共同開発したクロスオーバーSUV「bZ4X」「SOLTERRA」を来年半ば以降に全世界で発売予定であり、日本のメーカーもいよいよ本腰を入れてEVの生産に乗り出そうとしています。

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トヨタ・bZ4X
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スバル・SOLTERRA

(注)本稿では先月に引き続き、国内の刊行物、ウェブ情報などの採用頻度からハイブリッド車はHV、プラグインハイブリッド車はPHEV、純電気自動車はEVと記述いたします。

 

[EVの所有コスト-1]シミュレーションの前提条件

前記のようにEVが身近な自動車だと思えるようになってきた昨今、遠くない時期にEVの購入を計画しているか、そうでなくともEVと他の車種との所有コストの比較に興味がある読者もいらっしゃるかと思います。そこで、本項では環境車としての価値・評価は別として、今、EVを購入すると財布にどのくらい負担がかかるかシミュレーションをしてみました。概算ですが、EVと他の電動車(HV/PHEV)との「年1万 km 走行で10年間」のトータルコストを比較してみましたので参考にしてください。

 

<補助金> *巻末の図表を参照

EV、充電設備の補助金はEVの性能、国の申請機関、申請時期、自治体の制度などによって異なりますが、政府が2021年度補正予算で購入補助250億円を計上し、2022年春に受付を開始する内容としました。本稿ではEV/PHVは総額50~80万円、普通充電器は(3kW:5万円、6kW:10万円)としました。

<電費/燃費のモード>

EVの電費(電力消費率)、ガソリン車の燃費は公表データが多いWLTCモードを計算に使いました。

<電力料金>

自宅の普通充電器で夜間電力(東京電力:夜トク8)21.2円/kWhを利用して充電する前提で計算しました。なお、非常用電源となる V2H充電設備および充電スポットでの急速充電は考慮していません。

<ガソリン価格>

比較対象のHV(ガソリン車)のガソリン価格は上昇中ですが、2021年11月16日現在のレギュラーガソリン全国平均価格165.5 円/L、ハイオクガソリン価格176.5 円/Lを基準としました。

<自動車税、自動車重量税、環境性能割>

自動車税は車種によるグリーン化特例減税(2023年3月31日までの新規登録車の登録翌年度の自動車税が減税)を、自動車重量税は車種によるエコカー減税(2023年4月30日までの新規登録車の車検ごとの減税)を含んでいます。ただし、自動車重量税は1年単位で計算しました。また、自動車税の計算の関係上(月割りをなくすため)、EVおよび比較各車の購入(登録)月は3月としました。なお、環境性能割(旧:自動車取得税)は本稿対象車すべて0円でしたので、計算には入れてありません。

<その他>

10年間の車検費用、定期検査費用、各種自動車保険等は含めていません。比較する車種はスズキアルと以外はHVまたは PHV(PHEV)のエントリーモデルか比較的安価で人気のある車種としました。

PHVは10年間で8,000kmをHV、2,000kmをEVとして使用することを前提としました。

[EVの所有コスト-2]日産新型軽EVと他社軽自動車・コンパクトHVとの比較(by NeoMag)

■軽EV、軽ガソリン車、コンパクトHVの購入初期費用

(1)新型軽EV (バッテリー容量20kWh)の販売価格:240万円(推定)/購入時補助金50万円(推定)

住宅用3kW充電器:15万円(ただし、住宅事情によって異なる)/購入時補助金5万円

(2)軽ガソリン車スズキアルト S 2WDの販売価格:110万円

(3)軽HVスズキワゴン R スマイル S 2WDの販売価格:147万円

(4)トヨタ・ヤリス HYBRID X 2WDの販売価格:200万円

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日産新型軽 EV
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スズキアルト S
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スズキワゴン R HV
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トヨタ・ヤリスHV X
 

■軽EV、軽ガソリン車、コンパクトHVの推定電費・燃費

(1)新型軽EV (バッテリー容量20kWh)の推定WLTC電費:7.5km/kWh

10,000km/7.5km/kWh=1,333kWh 1,333kWh x 21.2円/kWh=28,260円/年(282,600円/10年)

(2)軽ガソリン車スズキアルト SのWLTC燃費:25.8km/L

10,000km/25.8km/L=387.6L 387.6L x 165.5円/L=64,148円/年(641,480円/10年)

(3)軽HVスズキワゴン R スマイル S 2WDのWLTC燃費:23.9km/L

10,000km/23.9km/L=418.4L 418.4L x 165.5円/L=69,245円/年(692,450円/10年)

(4)トヨタ・ヤリス HYBRID X 2WDのWLTC燃費:36.0km/L

10,000km/36.0km/L=277.8L 277.8L x 165.5円/L=45,976円/年(459,760円/10年)

 

■軽EV、軽ガソリン車、コンパクトHVの自動車税

(1)新型軽EV(バッテリー容量20kWh)

自動車税:グリーン化特例(推定)で購入翌年度2,800円、その他10,800円/年(100,000円/10年)

自動車重量税:エコカー減税(推定)で 5年目まで0円、その後2,500円/年(12,500円/10年)

(2)軽ガソリン車スズキアルトS 2WD

自動車税:グリーン化特例対象外10,800円/年(108,000円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で3年目まで0円、その後2,500円/年(17,500円/10年)

(3)軽HVスズキワゴンR スマイルS 2WD

自動車税:グリーン化特例対象外10,800円/年(108,000円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で3年目まで0円、その後2,500円/年(17,500円/10年)

(4)トヨタ・ヤリスHYBRID X 2WD

自動車税:グリーン化特例対象外で30,500円/年(305,000円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で5年目まで0円、その後7,500円/年(37,500円/10年)

 

●軽EV、軽ガソリン車、軽HV、コンパクトHVのトータルコスト(円/10年間)

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●考察

来年の春受付の軽EVの政府補助金が50万円になりそうです。これにより、軽ガソリン車に対してはともかく、軽HV車や軽上級グレード車がプランに入っていれば、軽EVも10年間のトータルコストはまったく遜色ないことになります。さらに、コンパクトHVに対しては断然有利になりますから、軽EVも選択肢の一つとして来年の発売を待っても良いかもしれません。

 
[EVの所有コスト-3]日産リーフとトヨタHVとの比較(by NeoMag)

■日産リーフとトヨタHVの購入初期費用

(1)日産リーフS(バッテリー容量40kWh)の販売価格:333万円/購入時補助金80万円

住宅用6kW充電器:20万円(ただし、住宅事情によって異なる)/購入時補助金10万円

(2)日産リーフe+ X(バッテリー容量62kWh)の販売価格:442万円/購入時補助金80万円

住宅用6kW充電器:20万円(ただし、住宅事情によって異なる)/購入時補助金10万円

(3)トヨタ・プリウス HV S 2WDの販売価格:273万円

(4)トヨタ・プリウス PHV S 2WDの販売価格:338万円、補助金:PHV50万円、3kW充電器5万円

(5)トヨタ・カムリX 2WDの販売価格:349万円

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日産リーフ/リーフe+
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プリウス HV S
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プリウス PHV S
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カムリ HV X
 

■日産リーフとトヨタHVの電費・燃費

(1)日産リーフS(バッテリー容量40kWh)のWLTC電費:6.45km/kWh

10,000km / 6.45km/kWh = 1,550kWh 1,550kWh x 21.2円/kWh = 32,860円/年(328,600円/10年)

(2)日産リーフe+ X(バッテリー容量62kWh)のWLTC電費:6.21km/kWh

10,000km / 6.21km/kWh = 1,610kWh 1,610kWh x 21.2円/kWh = 34,132円/年(341,320円/10年)

(3)トヨタ・プリウス HV S 2WDのWLTC燃費:30.8km/L

10,000 km / 30.8km/L = 324.7L 324.7L x 165.5円/L = 53,738円/年(537,380円/10年)

(4)トヨタ・プリウス PHV S 2WDのWLTC燃費:30.3km/L、WLTC電費:9.35km/kWh

8,000 km / 30.3km/L = 264.0L 264.0L x 165.5円/L = 43,692円/年(436,920円/10年)

2,000km / 9.35km/kWh = 213.9kWh 213.9kWh x 21.2円/kWh = 4,535円/年(45,350円/10年)

(5) トヨタ・カムリHV X 2WDのWLTC燃費:27.1km/L

10,000 km / 27.1km/L = 369.0L 369.0L x 165.5円/L = 61,070円/年(610,700円/10年)

 

■日産リーフとトヨタHVの自動車税、自動車重量税

(1)日産リーフS(バッテリー容量40kWh)

自動車税:グリーン化特例で購入翌年度6,500円、その他25,000円/年(231,500円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で5年目まで0円、その後7,500円/年(37,500円/10年)

(2)日産リーフe+ X(バッテリー容量62kWh)

自動車税:グリーン化特例で購入翌年度6,500円、その他25,000円/年(231,500円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で5年目まで0円、その後10,000円/年(50,000円/10年)

(3)トヨタ・プリウス HV S 2WD

自動車税:グリーン化特例で購入翌年度9,000円、その他36,000円/年(333,000円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で5年目まで0円、その後7,500円/年(37,500円/10年)

(4)トヨタ・プリウス PHV S 2WD

自動車税:グリーン化特例で購入翌年度9,000円、その他36,000円/年(333,000円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で5年目まで0円、その後10,000円/年(50,000円/10年)

(5)トヨタ・カムリX 2WD

自動車税:グリーン化特例対象外で43,500円/年(435,000円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で3年目まで0円、その後10,000円/年(112,500円/10年)

●日産リーフとトヨタHVの10年間のトータルコスト(円/10年間)

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●考察

トヨタ・プリウスHVやPHVが購入候補であれば、リーフS(40kWh)は十分優位なコストになります。また、カムリHVのトータルコストを考えれば、リーフe+(62kWh)を購入できることになります。

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[EVの所有コスト-4]日産アリアとトヨタ・レクサスSUVとの比較(by NeoMag)

■日産アリアとトヨタ・レクサスSUVの購入初期費用

(1)日産アリアB6 2WD(バッテリー容量66kWh)の販売価格539万円/購入時補助金80万円

住宅用6kW充電器:20万円(ただし、住宅事情によって異なる)/購入時補助金10万円

(2)日産アリアB9limited 2WD(バッテリー容量91kWh)の販売価格740万円/購入時補助金80万円

住宅用6kW充電器:20万円(ただし、住宅事情によって異なる)/購入時補助金10万円

(3)トヨタ・ハリアー S HV 2WDの購入価格:358万円

(4)トヨタ・RAV4 PHV G 4WDの購入価格:469万円、補助金:PHV50万円、3kW充電器5万円

(5)レクサス UX250h HV 2WDの販売価格:433万円

(6)レクサス NX350h HV 2WDの販売価格:520万円

(7)レクサス RX450h HV 2WDの販売価格:638万円

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日産アリアB6/B9limited+
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ハリアー HV S
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RAV4 PHV G
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レクサス・NX350h
 

■日産アリアとトヨタ・レクサスSUVの電費・燃費

(1)日産アリアB6 2WD(バッテリー容量66kWh)のWLTC電費:6.0km/kWh

10,000km / 6.0km/kWh = 1,667kWh 1,667kWh x 21.2円/kWh = 35,340円/年 (353,400円/10年)

(2)日産アリアB9limited 2WD(バッテリー容量91kWh)のWLTC電費:5.8km/kWh

10,000km / 5.8km/kWh = 1,724kWh 1,724kWh x 21.2円/kWh = 36,549円/年 (365,490円/10年)

(3)トヨタ・ハリアー S HV 2WDのWLTC燃費:22.3km/L

10,000 km / 22.3km/L = 448.4L 448.4L x 165.5円/L = 74,210円/年(742,100円/10年)

(4)トヨタ・RAV4 PHV G 4WDのWLTC燃費:22.2km/L、WLTC電費:6.45km/kWh

8,000 km / 22.2km/L = 360.4L 360.4L x 165.5円/L = 59,646円/年(596,460円/10年)

2,000km / 6.45km/kWh = 310.1kWh 310.1kWh x 21.2円/kWh = 6,574円/年 (65,740円/10年)

(5)レクサス UX250h HV 2WDのWLTC燃費:22.8km/L

10,000 km / 22.8km/L = 438.6L 438.6L x 165.5円/L = 72,588円/年(725,880円/10年)

(6)レクサス NX350h HV 2WDのWLTC燃費:22.2km/L(ハイオク仕様)

10,000 km / 22.2km/L = 450.5L 450.5L x 176.5円/L = 79,513円/年(795,130円/10年)

(7)レクサス RX450h HV 2WDのWLTC燃費:15.3km/L(ハイオク仕様)

10,000 km / 15.3km/L = 653.6L 653.6L x 176.5円/L = 115,360円/年(1,153,600円/10年)

 

■日産アリアとトヨタ・レクサスSUVの自動車税、自動車重量税

(1)日産アリアB6 2WD(バッテリー容量66kWh)

自動車税:グリーン化特例で購入翌年度6,500円、その他25,000円/年(231,500円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で5年目まで0円、その後10,000円/年(50,000円/10年)

(2)日産アリアB9 limited 2WD(バッテリー容量91kWh)

自動車税:グリーン化特例で購入翌年度6,500円、その他25,000円/年(231,500円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で5年目まで0円、その後10,000円/年(50,000円/10年)

(3)トヨタ・ハリアー S HV 2WD

自動車税:グリーン化特例で購入翌年度11,000円、その他43,500円/年(402,500円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で3年目まで15,000円、その後10,000円/年(85,000円/10年)

(4)トヨタ・RAV4 PHV G 4WD

自動車税:グリーン化特例で購入翌年度11,000円、その他43,500円/年(402,500円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で5年目まで0円/年、その後10,000円/年(50,000円/10年)

(5)レクサス UX250h HV 2WD

自動車税:グリーン化特例で購入翌年度9,000円、その他36,000円/年(333,000円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で3年目まで0円、その後10,000円/年(70,000円/10年)

(6) レクサス NX350h HV 2WD

自動車税:グリーン化特例対象外で43,500円/年(435,000円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で3年目まで0円、その後10,000円/年(70,000円/10年)

(7) レクサス RX450h HV 2WD

自動車税:グリーン化特例で購入翌年度14,500円、その他57,000円/年(527,500円/10年)

自動車重量税:エコカー減税で3年目まで0円、その後12,500円/年(87,500円/10年)

●日産アリアとトヨタ・レクサスSUVの10年間のトータルコスト(円/10年間)

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●考察

日産アリアB6(66kWh)のコストはハリアーのエントリーモデルには及びませんが、RAV4 PHVやレクサスの小型・中型SUVには十分対抗できるコストです。また、B9 limited(91kWh)はレクサスの小型・中型SUVに対してはコスト的には不利ですが、上級・大型SUVよりコストは有利になります。

 
[EVの所有コスト-5]まとめ

今回の10年間のコストシミュレーションではEVと車格が類似している他車種(主にHV/PHEV)の販売価格の差が、(1)補助金、(2)電費・燃費の差、(3)減税額の差 などによりトータルコストでみれば、大幅に縮小しているか逆転しています。それでも、まだまだ国内の充電インフラは不足していますからEVの所有には二の足を踏む読者も多いかと思います。一方、元々EVに興味をお持ちの読者の中には、10年間のレンジでコストを考えれば十分ペイできるのだから、今は充電の多少の不便さはあっても、所有(購入)を本格的に考えてみようという方もいらっしゃるかもしれません。

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ただし、このシミュレーションで気を付けていただきたいのは、補助金や減税、電気料金、ガソリン価格などが現時点のまま10年間続くことを前提として計算しています。幸い、日本政府はエコカー減税を来年度から2030年度に向けてより厳しい燃費基準にするということですから、EVにとっては追い風かもしれません。また、政府は「2035年までに新車販売(乗用車)の全てを、HVを含めた電動車にする」方針を打ち出しました。しかし、HVを含めたことは、HVを電動車には含めないとしている欧米から批判されていますので、将来HVのエコカー減税は厳しくなるかもしれません。したがって、本稿の「EVとHVのトータルコスト比較」は、今後さらにEVに有利になりそうです。

 

(注)シミュレーションはNeoMagが各種資料を参考に行いましたが、結果は概算の相対比較ですので、あくまで参考データとしてお考え下さい。

以上今回は、EVとその他電動車(HV/PHV)のコスト比較を中心にお話をさせていただきました。次回も引き続きEV関連の情報をお伝えいたします。

<参考・引用資料>

「日産&三菱が軽EVの投入を発表 “短距離・低価格”はEV普及の起爆剤となるか?」webCG 2021.09.10

https://www.webcg.net/articles/-/45105

「日産 新型軽自動車「サクラ」登場なるか? 2022年度初頭?」くるまのニュース 2021.08.31

https://kuruma-news.jp/post/417517

「自動車重量税の税額一覧表【乗用車】令和3年5月1日~」くるなび

https://www.kurunavi.jp/guide/juryozei.html

「日産アリアの補助金と価格はいくら?お得な制度や値引きまで解説!」ぎぶさんの車購入ガイド

https://cardays.net/%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A/ariya

「よくわかる!EV充電の基礎知識」日東工業株式会社ホームページ

https://www.nito.co.jp/quick/evstand/fundamental/

「日産アリア 電費・航続距離・スペックまとめ」クルマ・バイク関連のブログ Rioblog

https://riomeo.com/nissan-ariya-info/

「環境性能によって税額が下がる。『エコカー減税』『環境性能割』『グリーン化特例』とは?

ソニー損保/自動車保険ガイド https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde096.html

「EV世界販売台数は2035年に20年比で11倍、欧州・中国がけん引」ニュースイッチ

https://newswitch.jp/p/27964

「EV補助2倍の最大80万円、米欧並み水準 政府が支援」日本経済新聞電子版 2021年11月23日

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA222Z50S1A121C2000000/

「エコカー減税とは。対象期間はいつまで?対象車、自動車税について」チューリッヒ保険会社

https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-ecocar-tax-reform/

「自動車メーカー各社ホームページ」日産自動車、トヨタ自動車、他