希土類磁石(ネオジム(ネオジウム)磁石、サマコバ磁石)、フェライト磁石、アルニコ磁石、など磁石マグネット製品の特注製作・在庫販売

  • ネオジム磁石

    ネオジム磁石
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    現在、世界で最も強力な磁石です。わずか数cmの大きさで、10kg以上の吸着力!アイデア製品、新製品開発に最適です。

  • サマコバ磁石

    サマコバ磁石
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    温度特性に優れているため温度安定性が要求される用途に適しています。防錆のための表面処理は不要です。

  • フェライト磁石

    フェライト磁石
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    酸化鉄を主原料にしているため、低コストが重視される用途に向いています。錆の心配はありません。

  • 表面磁束密度吸着力計算

    表面磁束密度
    吸着力計算

    ご希望の磁石の表面磁束密度、吸着力、限界使用温度などを計算いたします。径方向着磁にも対応いたしました。

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    磁石・磁気に関する用語解説集。専門書にも負けない豊富な内容で、初心者からプロまで幅広くご利用いただけます。

  • 磁石の歴史

    磁石の歴史

    大昔の磁石、磁気科学の歴史、強力な磁石が出現した背景など多くの図表を使って解説しています。

磁石プロの視点
2025年6月2日
希土類金属の分離・精製技術
<磁石プロの視点>
高性能永久磁石としてのネオジム磁石、サマリウムコバルト磁石は世界のあらゆる産業に利用されていますが、最近は兵器産業にも欠かせない戦略製品となっています。戦車、戦闘機、艦船、ミサイル、ドローン、通信機器等々にもこれらの希土類(レアアース)磁石が使われていますので、中国の希土類7種および関連製品の規制はこのような用途にも大きく影響しそうです。
特にネオジム磁石の世界生産量の約80%、ネオジム磁石に不可欠な原料である重希土類の90%以上、希土類鉱石からの希土類分離精製能力の約90%を中国に頼っていますから、今後はネオジム磁石の脱中国化を計るためには、中国以外でのレアアース鉱石の採掘を増やすこと、分離精製設備の増強を図ること、ネオジム磁石の重希土類含有を無くすことなどがレアアース問題に対する世界の大きな流れになると考えられます。
すでに、各種希土類鉱石の埋蔵量、世界分布、重希土類を無くすネオジム磁石の技術などについては本稿だけでなく、各種公開情報で広く発信されていますが、「鉱石から希土類金属への分離精製」についての情報はあまり知られていないようです。したがって、本章では「希土類金属の分離・精製」についての代表的なプロセスを概略解説することにしましたので参考にしていただければ幸いです。
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磁石虎の巻!!
2025年6月5日配信
ネオジム磁石のすべて(15)<永久磁石の吸着力・吸引力>
ネオジム磁石を代表とする永久磁石の磁束密度はテスラメーターなどを使うことにより正確に実測できますが、永久磁石が鉄板に吸着する吸着力や少し離れた場所の鉄板や他の磁石を引き付ける吸引力はどのような方法で計測したらよいのでしょうか。また、磁石の吸着力や吸引力は磁束密度や形状などとどのような関係があるのでしょうか。
<各種永久磁石の鉄板への吸着力>
同じ大きさの磁石なのに、ネオジム磁石に比べてフェライト磁石など他の磁石の鉄板への吸着力に大きな違いがあります。次の図で各種永久磁石の吸着力の違いを分かりやすく示しました。
この図を見ると、ネオジム磁石の吸着力(強さ)が群を抜いて大きいことが分かりますね。それでは磁石の吸着力の大きさを左右するのは何か?・・・この原理を少しお分かりいただければ、磁石をご選定いただく際、大いに役立つかもしれません。
ここで、NeoMagのホームページの標準品(在庫品)を検索いただきますと、例えば以下のようなデータが出ています。
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